はじめに
今回は、「トレードは確率論でしかない」という考え方について、考察していきたいと思います。
現在、私は怖くてエントリーできない!というタジタジ病(※)という悩みを抱えております。それに対し、どう対処していったらよいかと考えてみました。
※タジタジ病とは、手法に優位性のある場面が出現しても、心理的に躊躇してしまい、エントリーできずに終わってしまう事です
宜しければ、同じような悩みを抱える初心者の方の、何か参考になれば嬉しいです♪
私のトレード歴
本記事を書いている2022年10月現在、私は株式デイトレード歴 8ヵ月目に入りました。
2022年3月~5月の3か月間は、Youtube、Twitter等を中心に、様々なトレード上達の情報を集め、実際にトレードを行ってきました。(昨今、無料で沢山の情報を得ることができるのは大変有難いことです)
2022年6月からは、トリプルメソッドのスクールで学ばさせていただき、現在スクール歴は5か月目に入りました。ゆっくりではありますが、毎日少しずつ自分の成長を感じているところです。
現状まとめ
私のトレード歴8ヵ月目、現時点でのスキル(?)は以下のような状態です。
技術面
メンタル面
同じような悩みを抱えている方は、宜しければ以下の記事を参考になさってみてください。その方によって、やり方に合うか分かりませんが、私にはこのやり方が合っていました。
【実トレード】直近(2022年9月-10月)の勝率、収支
実トレードの直近(2022年9月-10月)の勝率は以下の通りです。
今月10月に入ってからは、全手法まとめて以下の通りでした。
ちなみにトリプルメソッド入塾後の勝率は以下のような推移でした。
6月・・・デモトレードのみで勝率80%
7月-8月・・・実トレードに移行しましたが、メンタル面の影響でうまくいかず勝率は下がり50%、良い週でも60%程度でした。
ちなみに収支は、まだ月間プラスになったことはありません(笑) あまり意識すると空回りするのが自分なので、やるべきことだけとりあえずやってれば大丈夫でしょ~と考えて、いつの間にかプラスになれればいいなという気持ちです。原資さえ失わないように、管理していきながら、上達するまで継続することが、何よりも大切という考えでおります。
まあ、原資がなくなったら、また働きに出て、稼げばいいですしね。(働きたくない人間なのですけど…)
現状の一番の悩み
タジタジ病
この原因はなんなのだろう?と考え続けておりましたが、分からないまま今に至ります。
しかし、最近これが原因かな?ということに気付いた気がするので、記載していきます。
原因
私の場合は、ずばり上記の2点なのかなと思いました。
トレード中の思考パターン
いつものトレード中の思考パターンは以下です。
いつもこんな風に考えているんですね。
これに気付くきっかけも、トレード中に自分が何を考えているか?を客観視して、「ああ、私は今こう考えているのか~」とぼんやり認識しておりました。やっと、最近はっきりとこの思考パターンを何十回も繰り返していることが、分かってきました。汗
解決策
さて、あれやこれや試して、やっとこさ、
感情トレードがほとんどなくなり、優位性のある場面まで待てるようになり、あとは手法を機能させるだけ、という状態に、幸いにも、ほぼ毎日出くわすことが出来ているわけです。(トリプルメソッドのツールさまさまです。有難いです。)
しかし、怖くて入れない(泣)というタジタジ病を抱えている状態が、現在となります。
現状は、以下の対処を行って、解決を図ろうと考えております。
トレードは、あくまでも確率論でしかないことを受け入れる
まず大前提として、トレードには以下のような本質があると思います。
この考え方を、自分がしっかり受け止め切れていないということに気が付きました。
トレードの上達が早い方は、SNSやTwitterなども見ていても、賭け事の経験者が多い気がします。お金を失うリスクがあるからこそ、お金を得ることができる。という考え方が、はじめから身についてると、この点を早期にクリアして、リスクを取りにいけるのでしょう。(しかし技術が身についていないのに、リスクばかり取りに行ってしまい、資金を失ってしまうケースもあります。技術面と合わさって、初めてこの考え方は機能するのだと思います)
私の場合は、会社員として働き、毎月のお給料をいただくという経験しかしたことがありません。賭け事の経験もありません。そのため、リスクを取ることへのハードルがそもそも高いのです。
上記に記載した、私のようなタイプの人間が、リスクをある程度許容しながら、トレードで利益を上げていくには、以下のような対処が必要だと考えました。
【技術面】
解決策①検証を繰り返す
優位性があるシーンで、手法を機能させれば、勝つ確率の方が高いことを、何度も何度も覚えこませることが有効だと思います。数十回とかでは足りません。何百回とか、繰り返し検証していけば『やっぱり優位性があるのだ』と嫌でも理解することができます。
手法は何でもよいのだと思います。自分に合うものが最低1つあれば良く、それを嫌でも優位性があると理解せざるを得ない状況に、自分を持って行くのです。
確率論的に、勝つ事もあれば、負ける事もあるのだと、理解していくことができると思います。しかし、確率を収束させていけば、利益が残ることも、同時に理解できていくはずです。そうすることで、安心してトレードできる土台を、自分に作ってあげることが大切だと考えました。
解決策②トレード技術を磨く
上記のように検証で優位性を確かめていき、自分は安心してこの手法を使っていけるのだと理解している前提で、次のことに取り組むのが良いと思います。
【メンタル面】
解決策③感情コントロール力を磨く
ここについては、解決策①検証 を繰り返すことも、かなり有効だと思います。手法の優位性を理解し、今自分が行っているトレードに対する信頼感を増すことで、感情が安定するという作用が大きいと実感しています。検証は、感情コントロールにも、大きくプラスに作用するということです。(検証は最強なのかもです・・・笑)
あとは、上下する株価に対し、感情を揺さぶられない訓練をしていくことです。相場において、上下に動く株価は、その事象だけを見ると『ただ動いてるだけ』です。それに対し、自分が『これは良い現象だ』『悪い現象だ』と感情による判断を入れているにすぎません。
金銭の損失を被る可能性があることから、この判断を入れないことは、かなり難しいです。しかし、大切なのはその判断してしまう自分が出たときに「あ、今、このただの株価の上下動を、良い悪いで判断してしまっている」と、ただ、客観的に自分を捉えることです。そうすることで、感情に飲み込まれにくく、冷静さを保つことがしやすくなっていきます。
解決策④利益が残るということを実体験する
これは、実際に上記①~③などを駆使しながら、日々試行錯誤してトレードを行っていった先に体験することですので、解決策と呼ぶのはちょっと違うかもしれません。
しかし、『実際に体験して初めてわかることがある』とも思います。
これらの行動が、利益を残すことに繋がるのだ、と理解することで、より確信をもって、さらに取り組み続けることができると思います。
そこまできて、初めて『トレードは確率論でしかない、ということを、腹落ちして理解した』と言えるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、私が抱えている悩みである、タジタジ病の克服方法を自分なりに考えてみました。
私は、会社で定期的な給料をもらうという経験しかありませんでしたので、なかなかこのリスク(損失)を受け入れるという考え方にシフトするのが難しく、タジタジ病の克服ハードルが高いです。
結論、タジタジ病の克服方法は、技術面、メンタル面向上の両方にアプローチすることで『トレードは確率論でしかない』と頭で理解していただけの事実を、自分の身に染みて感じ、腹落ちさせていくこと、ではないかと思います。
以上になります。
同じように悩まれている方、何か参考になれば幸いです。
一緒に継続して勝てるようになるまで、頑張っていきましょう♪
最期までお読みいただき、ありがとうございました。